まずは知ることから

毛髪は、目に見えている部分である「毛幹」と、
頭皮に隠れている根っこの部分である「毛根」とで出来ています。
毛根部分には、毛母細胞があり、その中には毛髪の成長を促す「成長因子」があります。
この成長因子からの指令で、発毛し、太くしっかりとした毛髪へと成長を続け、
やがて成長が止まると抜け落ちるという「ヘアサイクル」が形成されているのです。
つまり、薄毛や抜け毛は、このヘアサイクルが乱れることから起こる現象なのです。

ヘアサイクルが乱れる、不規則になる要因は四つあるとされています。
それは、遺伝的に男性ホルモンの分泌が過剰なこと、皮脂が過剰に分泌されること、
慢性的な血行不良、そしてストレスです。
遺伝によって、男性ホルモンや皮脂が過剰に分泌されやすい人は、
若い頃から薄毛なのが特徴です。
こうした人たちは、成長因子が乏しいため、専門医で治療を受けることがお勧めです。

また、血行不良やストレスによる薄毛や抜け毛の場合、代謝機能が低下しているので、
外側から育毛剤や養毛剤を使ってケアしても、改善されにくいという特徴があります。
この場合は、ストレスを軽減することや生活習慣を見直すことに加えて、
代謝機能を向上させるため、食事に発酵食品や野菜など、
酵素を含む食品を摂り入れることや、十分な睡眠を取ることがお勧めです。
そうして、代謝機能を高めながら、外側からのケアを行ってあげるといいでしょう。

治療や体内の機能を高めることで、薄毛や抜け毛が改善されたあとも、
再発を防ぐためにも、これらのことを心がけて生活することが大切です。
抜け毛予防や薄毛予防は、自分の体質を知り、
それに合った生活習慣や食生活を心がけるところから始まるのです。